集団的自衛権を得て軍国が復活する?
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まず、基本的なこととして、集団的自衛権とは戦争を「仕掛けられた」国を他の国が手助けできる権利であり、自分の国を自分で守るというような個別的自衛権とは別のものです。
※戦争を仕掛けた国ではありません。
集団的自衛権は国連で認められている各国の権利であり、国連に所属する国は自動的に保有している権利と言えます。もちろん、日本にも集団的自衛権がありますし、サンフランシスコ平和条約、日ソ共同宣言でも日本は認められています。
ただし、日本は集団的自衛権を行使するために(そのたびに)法律を作らなければならず、「後方支援をするだけでも半年後でなければできない」など、大きなハンディキャップを背負っています。
そして、日本が出来ることは、今までは後方支援だけでした。
しかし、核を使わずに大きな防衛力を発揮できる日本が、短い期間で集団的自衛権を行使できるようになれば、他国に圧力をかけ始めている中国をけん制して、戦争状態を未然に防ぐために、アメリカなど各国と連携しやすくなるということでもあります。
また、軍国が復活するという人たちがいますが、平和を尊ぶ考えが国民に浸透して、さらに経済大国となった日本が軍国主義を押し通すのは、さすがに無理があります。
勘違いしているのは、日本を良く知らない特定アジア(中国・韓国)の人だけと思ったら、勘違いしている日本人も多いようです。
集団的自衛権は戦後にできた考え方なので、話題になってから浸透するまでに時間がかかるのでしょう。
また集団的自衛権は、自分の国が戦争を仕掛けられても、他国の協力を得て一緒に守ることも正当防衛となる、「防衛のかなめ」となるものです。
日本が独立した国家として、他国を守り、そして守られるために必要なものだと言えますね。
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