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弾は必要なかった?武器輸出三原則に違反?

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部族間の対立がある、南スーダンの情勢が急速に悪化して内戦に発展、PKO(平和維持活動)を行うための安全が確保できないほど緊張していました。

南スーダンに派兵されている韓国軍は、敵に囲まれているうえに1万人以上の避難民をかかえている状況で、銃弾の支援が必要だと自衛隊に緊急連絡、その数時間後にも国連から要請があり、日本は予備の銃弾1万発の提供を決めました。

それにもかかわらず、韓国政府は「弾は必要ないのに日本がくれた」と発表。現地の韓国軍は弾の緊急の補給について事前に政府に連絡していなかったため、勘違いしてしまったようです。

そして、収拾がつかなくなった韓国人たちは、日本に感謝するかわりに、日本が集団的自衛権を正当化する口実に使ったと言ったわけですね。
(現地の指揮官は自衛隊に感謝の意をのべています。)

 

武器輸出三原則に違反していると文句を言っている人もいますが、日本の武器輸出三原則は法律でも条例でもなく、政府の運用方針

 

つまり、緊急で仲間(韓国軍と避難民)の命を守るために無償供与することについては、大きな障害になりえません。


その後、武器輸出三原則は防衛装備移転三原則に変わることになりました。防衛装備移転三原則とは、輸出入を基本的に認めて武器等を複数国で共同開発することもできる政府方針です。


そうした意味は、単独開発したうえに輸出不可とするよりも防衛費を縮小できるからですが、勘違いを防ぐためという一面もあるかもしれませんね。

 

 

 

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